副作用まみれだったとき

2012年9月9日のこと。

子宮体がんのTC療法1クール後、16日目です。

「辛いのは、1週間目くらいまで」と言われていたのに、
2週間以上経っても、身体がだるくて熱もあり、
とにかく身体中が辛かったです。

胸に入れたCVポートあたりの内出血も気になっていたのですが、
外科の先生に診てもらうと、
「あっ、良いですね。綺麗です。今日から使えます。婦人科で使ってもらってください」
とのことで、内出血は大丈夫なんだそうです。

婦人科の診察では、採血の結果、白血球が下がり続けていて、
先日、2000だったので、白血球を上げる注射というものをしてもらったのですが、
効果が見られないとのこと。

身体がだるいのは、このせいだったんですね。

その中でも、好中球数とうのが388という数値で、
この数値が500を切っているというのは、
重篤な感染症をおこしやすいそうです。

なので、3日間連続で、
白血球を上げる注射のためだけに通院しなければいけなくなりました。

下痢も続いている今の状態で、熱が37.5度以上になるようなら、即入院だそうです。

それと、先日から、頭痛が激しいのと、全身がかゆくてかゆくて、
特に手の甲がかゆくて困っていることを伝えたのですが、軽くスルー。

薬の話になったので、
再度、かゆいのはどうすればいいか?カビではないか?ときいたところ、
「そんなことになったら、入院管理しなければいけない」とのことで、
薬を出してもらうことになりました。

身長と体重に合わせて、抗がん剤の量を決めて点滴してくれたけれど、
私の身体があまりに小さいので、効き過ぎているようです。

今後、薬の量をもっと減らして調整してくれるそうです。

結果、会社は遅刻しなければいけなくなり、次の点滴前にも診察があり、
その結果、また診察が増えるかもしれないし、いつ入院しなければいけないか分からない状態。

仕事しなきゃけない!と言い張っていたので、先生は何も言わなかったのだと思いますが、
本当は仕事しちゃいけない状態なのかも知れませんね。

会社にも迷惑かけるし、上司も言葉には出さないけれど「無理なんじゃないか?」って思っている様子で、
自分の身体も考えたら、抗がん剤治療中は仕事しないほうが良いのかな?と、私も弱気になってました。

でも、仕事を手放すと、金銭面だけでなく、副作用が治まっても、
戻るところがないと言う虚しさが残るだけだし、辞めようか・・・。

でも続けたいな・・・。と、しょっちゅう考えていました。

考えても考えても、考えはまとまらなかったんですけどね。