2012年7月25日から26日朝までのこと。
子宮体がんの手術が終わって、
「終わりましたよ。解りますか」と、肩をベチベチ叩かれて目が覚めました。
意識はあるけれど、目は開かないし、口も開きません。
黙っていると、またベチベチ叩かれて呼ばれるので、
必死に目を開けたけれど、口は何か加えさせられてて、
とても気持ち悪い。
オエッとしたら、口のものをはずしてくれました。
手術前に麻酔科の先生に、
前の差し歯がグラグラで応急措置しかできなかったことを伝えてあったので、
「終わりましたよ。歯は抜けませんでしたよ」と言われたけれど、
この際、歯なんてどうでも良かった。
胃の辺りが異常に痛かったので、リンパなどに広がっていて、
大幅に切除したのだと思いました。
痛いかと聞かれたので、「胃が痛い」と言いたかったけど、
痛いとしか言えず、それを聞いた誰かが、麻酔を追加したらしいです。
しばらくして、病室に戻ってきたのが解ったけれど、
歯がガタガタと噛み合わず、寒くて寒くて仕方ありません。
今、暖めますからね~と、湯タンポを両脇に抱えさせられ、
ようやく落ち着いたようです。
乳腺の時より麻酔がキツいのか、まぶたが重くて、目を開けるのが大変。
妹たちが、「帰るから」と、何度も呼ばれて目を開けさせられましたが、
嫌がらせかと思っちゃいました(^^;
両足に取り付けられたフットポンプが、とてもうるさく、
夜中、傷の痛みより、フットポンプによる足のムレと、
左足がしびれているのと、胃の痛みと吐き気が嫌でした。
そのうち、暑くて息苦しくて息ができなくなり死ぬと思ったので、
ナースコールで呼んでみたけれど、なかなか来てくれない…。
ようやく、来てくれたのは良いけれど、
熱を測り、少し熱が出てきたね~と、どこかに行ってしまいました。
熱がでたのか何なのかしらないが、
とにかく、エアコンを付けて部屋の中を涼しくしてほしかった。
しばらくして、アイスノンを持ってきてもらい、
酸素マスクをはずされ、ようやく、息苦しさから解放されました。
左足のしびれを訴えると、背中からの麻酔が効きすぎているとのことで、
量を少なくしてもらったようです。
何かの後遺症で、一生治らないかと焦りました。
長い夜のはじまりです。