2012年8月17日のこと。
子宮体がんの手術後、長く入院していましたが、そろそろ退院で、
抗がん剤治療を受けようかどうしようか悩んで病院にいるのが疲れてきたので、
外出して、子宮がん検査で異常を見つけてくれた産婦人科に行ってきました。
予約なしなので、しばらく待たせてもらい、
手術を受けたことと病理検査の結果を報告してきました。
先生の想像以上に、がんが進んでいたことにショックを受けてらして、
重ねて、抗がん剤治療をしないと言ったら、
ビックリされ、続けて治療してほしいとお願いされました。
で、金額の問題より、なぜ、受けたくないと思ったか話したら、
すんなり解ってもらえて、先生からの提案は
『乳腺の先生に相談して、止まっている乳腺の治療を再開することで、
担当を乳腺の先生にしてもらったらどうか』
とのことでした。
無理だと思ったけれど、そうしてみますと答えて帰ってきましたが、
先生はとてもとてもショックだったらしく、涙ぐんでました。
ありがたいですね~。
その後、胸のなくなった部分を補うパッドをオーダーし(胸の上の部分を切っているので、市販のパッドでは合わないんです)、
ついでなので、飾ってあったウィッグを見せてもらい、
ちょっとかぶらせてもらってきました。
抗がん剤治療をするとなると必要になるんだな・・・って、
自分のこととは思えないながらも、購入することになるだろうって思っていました。
で、外出の一番の目的だった手続きの書類を病院に忘れたことに気がつき、
ガッカリしながら自宅に戻り、荷物でごった返している部屋は相変わらず落ち着かず、
のんびり足を伸ばすこともできず、PCと向き合っているうちに、
美容院に行こうと思い立ち慌てて予約。
大急ぎで行って、おまかせでショートにされ、少々がっかりしながら病院に戻りました。
いよいよ、抗がん剤治療が現実に迫ってきていました。