毎晩、足のしびれを感じて、
「いつ治るんだろう?」と思うたびに考えることがあります。
なんで、抗がん剤治療を受けたんだろう??
子宮体がんの手術後、病理検査の結果が出て、
抗がん剤の追加治療が必要だと主治医の説明で末梢神経異常が起こると聞いて、
「嫌だ---!」って叫びたかったです。
手足のしびれが起こるとパソコンが打てなくなる、
マウスが持てなくなると考えたら、仕事ができなくなりますから。
でも、「そんなことになったら仕事が続けられないから治療は受けない」と言っていたのに、
なんで治療する気になったんでしょう?
今更、考えたところで仕方ないことなんですけどね。
医者はエビデンスに基づいて、治療を受けなさいというのは当然で、
患者はエビデンスを説明されたところで
「はぁ?」ってなるのではないかと思うのです。
難しい言葉を並べられ、5年生存率がどうのこうの…。
いろんなことで頭の中ぐちゃぐちゃになっちゃいます。
そこで、自分が一番何を大事にしたいかを考えることが重要になります。
私が抗がん剤治療を受けたのは、
副作用を得てもなお得られるであろう効果を期待したのでしょうね。
その治療はエビデンスに基づいているか。
自分の中の価値観と治療によるリスクのバランス。
難しい選択を短期間にしなきゃいけないんですよね。
時間がない中、自分で治療を選択しなければいけない事の大変さがよく分かりました。
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