前の職場を退職してから3か月以上が経ち、
新しく就職先を探そうという気はなく、
かと言って、思うことに向かって進むでもなく、
ただ、ダラダラと過ごしていました。
これじゃだめだと思い、勉強のために毎日出かけていましたが、
その先で、「自己開示」なる問題にであいました。
自己開示とは、自分の心のことを他者に話をすることですが、
私は隠そうと思うことはなく、聞かれたら正直に話するし、
聞かれなくても話しても大丈夫とか、話したいと思った相手には話をします。
でも、その自己開示が良く分からなくなってしまいました。
そのうちに、一緒に勉強をしている仲間との関係が分からなくなったのと、
自己理解をしようとすればするほど、今の自分とのギャップが出てきて、
やり直そうにも、やり直し出来ないことばかりに意識がいって、
なぜ、安定していた環境を手放したのか?とか考え始めて、
苦しくて仕方ない状態になってきました。
そして、それを心療内科の先生に話をしたところ、
今は次の準備の時期で、これまでの疲れが激しすぎて、
戻るのに時間がかかっているだけで、焦る必要はないし、
もっとゆっくりしなさいとのこと。
そして、このまま勉強を続けるのは危険だと。
だから、その言葉にしがみついてサッサと逃げ出しました。
でも、その途端、心の中にずっと張り付いていたものが取れた気がして、
スッキリして、変に眠かったのが治まってきました。
そして、3週間くらい前から聴覚過敏になっていて、
少しの音でも耳障りに感じていたのが緩和されてきました。
どれだけ私の中でストレスになっていたのか分かった気がします。
また逃げたことに関しての自己嫌悪はあるものの、
進むための撤退と考えて振り返るのは止めようと思います。
何かを始め続けるには、まず自分自身が癒されていなければいけません。
体調や心の状態が悪くては、人の話は聞けないし、継続することもできません。
もう少しの間、ゆっくりしましょう。
そして、人の手を借りる素直さを身につけましょう。