ドレーン抜きと退院ブルー

2012年1月22日のこと。

この日は日曜日だったのですが、

乳腺外科の先生たちは曜日なんて関係なしに回診に来て、

胸に入っていたドレーンを抜いていきました。

「ちょっと気持ち悪い感じがしますよ」と言われたのですが、何も感じなかったです。

でも、想像よりはるかに長い管が体内から出てきてビックリでした。

こんな長いものと1週間共に過ごしていたのね…と思うと、またまたビックリです。

心の中で、ありがとうとさよならを言って、お別れです。

ドレーンを抜いたので、予定通り翌日は退院だそうです。

 

予定外だったのは、ドレーンを抜いたら、すぐさまシャワーができると思って

張り切っていたのですが、看護師さんに

「退院したらお風呂に入れますからね」とニッコリ言われました。

 

持ってくるもの一覧に書かれていた、洗面器などのお風呂用品は必要なかったようです。

 

退院後、骨シンチという検査をしなければいけないそうで、予約を取ったのですが、

「この検査の注射は高いので、キャンセルする場合は2日前までに言ってくださいね」

と先生に言われ、一体いくらなのー!!と、ブルブルです。

 

どうせなら、入院中にしてくれれば良いのに、ドレーンが入っていては無理だったんですかね。

そんなこともあり、退院が決まって嬉しいはずが、私の場合は、退院ブルーです。

 

ここなら、黙っていても食事が出てくるし、

考える事は「いつ、お風呂に入れるのかなー」ぐらいで良かったけど、

家に帰ると直ぐにハローワークに失業給付の続きの手続きに行ったり、

就職支援会社に面談に行ったり、履歴書を出したり…と、

治療を考えながらの就活の日々が始まりますからね。

一気に暗い現実の日々がやってきます。