手術が終わった

2012年1月16日のこと。

乳がんの手術の続きです。

「桃杏さん。手術終わりましたからね。分かりますか?」と言われて目が覚めました。
と言うか、覚まさせらました。

「あーそうですか。ありがとうございます」と言ったまでは覚えているけれど、
その後、目が覚めたら、病室のベッドで、傍らに妹たちがいました。

声がガラガラで、口がネバネバでうがいをしたくて仕方なかったけれど、
それを訴えることも面倒で我慢してました。

そのうち、喉が渇いたので「番茶が飲みたい」と言ったらしく、
姪が吸い飲みで飲ませてくれたようです。
姪は、吸い飲みが置かれていた時、お尻から刺すものだと思っていたらしい(–;)

今何時?と聞いて答えてもらいましたが、全く覚えていません。
多分、1時半と聞いた気がするので、手術時間は予定通りだったのだろうと思います。

何となく傷が痛む気がしたけれど、それ以上に、頭痛がすごかったので、
妹が看護師さんに話して、点滴に痛み止を入れてくれたらしいです。

でも、通常の頭痛ではなく、神経性の頭痛なので、治まりませんでした(;_;)

妹たちは、手術後、がんの様子を主治医から聞いて、
「思ったより広範囲に石灰化が広がっていたけれど、
綺麗にとってくれたらしいよ」と言っていた気がするけれど、
取ってもらうために手術したんだから・・・。と特に感動はなかったです。

妹たちは、19時くらいの飛行機で帰ら中ればいけなので、
迷子になったら大変だと16時頃に帰っちゃいました。

18時に夕食が運ばれてきたけれど、眠くてそれどころじゃなかったので片付けてもらいました。

21時に看護師さんが「おやすみなさい」と電気を消しに来たので、「おやすみなさい」と就寝。

夜中、何度も点滴を見にきて血圧と体温をはかりに来る看護師さんを見て、
大変だなぁと思いながら、私は腰が痛くて腰が痛くて・・・。

寝返りを打っても良いのか分からないので、真っ直ぐ上を向いたまま一晩過ごしました。

長い1日でした。