ALS(筋萎縮性側索硬化症)にビタミンB12が効果があるとのニュースがありました。
ビタミンB12の一種である「メコバラミン」を2007年から7年間、ALS患者約370人を対象に
投与したところ、患者の一部で1年半以上の延命効果があったとのことです。
その患者さんは、ビタミンB12を投与しなくても、もしかしたら、医師の言う余命よりも
長く生きることができるんだったのではないか?なんて、一瞬思ったのですが、
7年にもわたって研究してきたのですから、はっきりした効果だったのでしょうね。
発症から1年以内に治療を開始した場合、死亡するか人工呼吸器が必要になるまでの期間は、投与を受けなかった場合の570日と比べ、600日以上長い1197日だった。
一方、発症後1年を過ぎてから治療を始めた患者では、延命効果はなかった。効果に差が出た理由は、はっきりしないという(YOMIURIONLINE)。
600日以上長いって、スゴイですよ。
しかも、副作用は少ないそうですから、なお嬉しい。
でも、発症後1年を過ぎてから治療を始めた人は効果がなかったと言うのは残念です。
それでも、この研究がもっと進めば、発症後1年を過ぎてから治療を始めた人にも
効果がでる方法が見つかるはず。
私の母も罹患していたALS。
もっともっと研究が進んで、ALSなんて簡単に治る病気になりますように。