鎮痛剤の多量投与で意識不明

病院看護師が入院中の女性に、鎮痛剤を誤って多量に投与したために、
その女性が意識不明になっているというニュースがありました。

担当の看護師が女性から鎮痛剤の投与を止めてほしいと言われたため、鎮痛剤の点滴を外す操作を行った。その際、機械のポンプを取り外しただけで、点滴の回路を遮断しなかったため、鎮痛剤が多量に静脈に入ったという。(YOMIURIONLINE

とのことで、どういう状況なのか、現物を知らない私には分からないのですが、
結局、操作ミスってことですよね。

操作ミスをするくらいなら、取扱い説明書でも何でも見て、
患者に変な目で見られたとしても、間違わないようにしてもらったほうが安心です。
私が子宮体がんの手術後、暑くて息が苦しくて、看護師さんを呼んで
「暑くて息ができない」と訴えた時、『熱が出てきたのかな?」と
体温計を挟まれて、そのまま看護師さんがどこかに行ってしまった時の恐怖と言うか
「こんなに苦しいのに、なんで放っておかれるのか」と
絶望に似た気持ちになったことを想い出します。

失敗は誰にでもあるものだと言われるけれど、その失敗が許されない職業の一つが医療者。

防ぐことができる事故は起こさないで欲しいものです。