がんに罹患する前から、身体の調子が悪いのが当たり前でした。
なぜ、いつも具合が悪いんだろ?
どうすれば、スッキリとした身体になるんだろ?
そう思って、ドクターショッピングをしたこともあります。
一人暮らしを始めて、食生活が不規則になったからだと
思ったこともありましたが、良く考えると、家族で住んでいた頃から
具合が悪いのが当たり前だったので、食生活とも関係ないようです。
そうこうしているうちに、がんに罹患し、体調が悪いのは
がんのせいだと思うようになり、原因が分かり気持ちがスッキリしました。
でも、身体の調子が悪いのは変わりません。
このまま、ずっと調子が良くなることはないでしょう。
とすると、この調子の悪さと、いかに付き合っていくかって方法を
考えなければいけません。
今はまだ、子宮体がんの抗がん剤治療の副作用の辛さと
精神的に落ちていて「役立たず」「給料泥棒」と言われながら
出社していた頃の記憶が残っているので、
「あの時の辛さに比べたら、これくらいどうってことない」
「あの時は、足も動かなかったのに仕事してたじゃない」
って 自分で自分を励ますことができます。
でも、あの時の辛さの記憶が薄れてきた時にも
同じように会社に行って生活を続けることができるだろうか?
って不安になります。
このまま、いろんな病気と付き合っていかなきゃいけないのだから
もっともっと自分の身体を騙せるだけの精神力を
持たなければいけないのかも知れません。