子宮頸がんワクチンの勧奨中止は続く

読売新聞によると

子宮けいがんワクチンの接種後に体の痛みなど重い症状が出ている問題で、厚生労働省は17日、186人が「未回復」との追跡調査結果を発表した。

同省は実態が把握できたとして、接種後の健康被害救済に向けた審査を18日から始める。同ワクチンは2013年6月以降、積極的に勧めることを中断しているが、原因解明に向けた研究を続ける必要があるとし、再開は見送られた。

とのことで、ワクチン接種後の健康被害に苦しんでいる人たちの健康被害の救済は

まだ十分ではないようですね。

 

唯一、ワクチン接種により予防ができる癌であると聞き、
画期的だと思っていたのですが残念です。

 

でも、ワクチンのおかげで、子宮頸がんに罹患するかも?という
不安が減った人がいらっしゃることも事実なわけで、
せっかく承認された接種が勧奨中止になったままというのも残念です。

立場の違いで想うことも違ってくるので、
ワクチンのせいで健康被害にあった人を身近に感じると、
「危険なワクチンを推奨するなんて何てことだ」と思うだろうし、
子宮頸がんに罹患して苦しむ人を見ると、
「ワクチンで予防できていたら良かったのに」と考えると思うだろうから、
一概には言えませんけどね。

抗がん剤だって、接種後、副作用が残ったままの人もいらっしゃるし、
薬にはリスクが伴いますから、助けてもらうものであると同時に恐いものですよね。

安全なワクチン接種ができるように調査や研究が進むことを願うばかりです。