健康診断での恥ずかしい出来事

あなたが健康診断に行く病院やセンターには検査着ってありますか?

これまで、私が健康診断に行く機関には検査着が準備されていました。

最初にお着換えして、順番に検査を受けていきます。

それが、健康診断の流れだと思っていたのですが、
昨年、初めて行った病院では検査着がありませんでした。

念のためと思って、ボタン類のない服装で行ったので
それほど嫌な思いをしなくて良かったのですが、
今年は検査着のある病院に行こうと思っていました。

いつも行っている病院は、10月まで予約が取れないとのことだったので、
仕方ないので、初めて行く病院に予約を入れました。

検査着が気になったので、数日後に電話で聞いてみると、
あるとの返事だったので安心して、ワンピースで検査に出かけました。

でも、検査着はありませんでした。

正確には、検査着はあったのですが、婦人科健診と胃の健診の時のみで、
一般健診時にはありません。

なので、ウエストを測る時には、下着姿で看護師の前に立ち、
心電図の時も、ワンピースをめくり上げなければいけません。

ワンピースを着てきた私がバカだったと思いながら、
最初は我慢していたのですが、婦人科の検査に行った時、
乳がんと子宮体がんの経験者だと話すると、
詳しく話を聞かせてくださいと別のところに呼ばれたのです。

罹患年数と術式などを話して、しばらく待っていると、
「こちらで着替えをお願いします」と着替えを渡され、
カーテンで区切っただけのところに案内さたので着替えていたところ、
別の看護師の声で、
『桃杏さん、着替えはこちらが一人ずつご案内しているのですが…』と
まるで私が勝手に着替えているかのように思われているようでした。

そして、着替えた検査着は、和紙のようなワンピースの検査着。
ゴワゴワと紙人形のよう。

婦人科健診では、名前を言わされただけで内診室に案内され、
問診も何もなく、検査だけで終了。

先生の名前は知らないままだし、気になることがあって相談したかったのに
何も言えないままでした。

健康診断の婦人科健診って、そんなものでしたかね?

最後の胃の検査では、カーテンの向こうで待っているように言われたので、
カーテンを開けて入ったところ、着替えている女性がひとり。

私はどうすれば良いのか分からず、そこにいたけれど、
誰からも何も言われないので、壁を眺めて見ると、
「金具のついていない服に着替えて待っているように」との案内が
張られていて、着替えを持っていないので、受付に聞きに行くと、
凄く怒った顔をした人が、
「なんて言われたのですか?待っていてと言われた場所で待っていてください」とのこと。

戻って待っていると、また和紙のような検査着を渡され、
お風呂の脱衣所のようなところで着替えさせられ、
自分の服はそのまま置いておくシステムでした。

個別の控室みたいな狭いところを案内され、
椅子に座って待つように言われたので、
外の椅子かと思って出ていくと、狭い控室の中の椅子だったらしく
「椅子に座ってお待ちくださいと言いましたよね!」と怒られてしまいました。

でも、私と同じように注意されている方が、何人もいらっしゃったので
分かりにくいと思うんですよね。

そんな何やかやがあり、最後のバリウム検査で、
技師の目や言葉にイラっとしてしまい、
それまでのモロモロも重なって、バリウム検査は止めてきました。

最初に採血と血圧が左腕でお願いしますというと、
受付で言って欲しいと、何度も何度も言われ、
ただでさえ、初めて行く病院で、どう動いて良いのか分からないのに、
そのセンターの決まりを瞬時に理解するなんて無理です。

こんなことがあるから、健診を受けるのを嫌がる人が多いんでしょう。

やはり、健診はいつも同じところに行くのが一番だと感じた一日でした。

そして、検査着があると言われても、金具のついていない
ワンピースではないお洋服で行かなければいけません。

来年はどうなるか分からないけれど、もっと気持ちよく健診が
受けられることを祈ります。