今日は広島に恐ろしいことが起こった日。
一瞬にして広島のまち、たくさんの命が消えたこと、
恐ろしくて仕方ないです。
子どもの頃、祖母に当時の話を聞いても、あまり言いたくなかった様子で、
その気持ちが、今なんとなく分かる気がします。
そんな中でも、空襲警報がなった時、どれだけ怖かったか。
でも、子供たちを守らなければいけないから、病気だった祖父と
4人の子どもを抱えて、安全なはずの実家まで走って逃げたこと。
あんな遠いところまで走って逃げたの?と聞くと、
その時は遠いとか考えている暇はなかったと言っていました。
そりゃそうですよね。
遠いから逃げないという選択肢はありませんね。
広島の平和記念式典の放映を見ているだけで泣けてきます。
何の涙なのか自分でも分かりません。
一度、広島に行かなければと思い続けて、ウン十年。
ダラダラと過ごしていたこの1年の間、
いくらでも行く機会はあったのに、何をしていたんでしょう。
乗り物に酔うことを考えると、なかなか足が向かないと言いつつ、
本当は悲しい歴史を見たくないからなのではないかと思います。
この平和な時代に生まれてきたことに感謝し、
いつまでも平和が続くように守りつつ、
これからの人たちにつないでいかなければいけません。
この世に生を受けたこと。
生きる場所を与えられていること。
雨風をしのげる建物の中で暮らせること。
いろんなことを自由に選択できること。
全てのことに感謝して。
周りの人、自分、全てを愛し慈しみ。