73年目の広島の日

こころ

今日は広島に恐ろしいことが起こった日。

 

一瞬にして広島のまち、たくさんの命が消えたこと、

恐ろしくて仕方ないです。

 

子どもの頃、祖母に当時の話を聞いても、あまり言いたくなかった様子で、

その気持ちが、今なんとなく分かる気がします。

そんな中でも、空襲警報がなった時、どれだけ怖かったか。

でも、子供たちを守らなければいけないから、病気だった祖父と

4人の子どもを抱えて、安全なはずの実家まで走って逃げたこと。

あんな遠いところまで走って逃げたの?と聞くと、

その時は遠いとか考えている暇はなかったと言っていました。

そりゃそうですよね。

遠いから逃げないという選択肢はありませんね。

 

 

広島の平和記念式典の放映を見ているだけで泣けてきます。

何の涙なのか自分でも分かりません。

 

一度、広島に行かなければと思い続けて、ウン十年。

ダラダラと過ごしていたこの1年の間、

いくらでも行く機会はあったのに、何をしていたんでしょう。

乗り物に酔うことを考えると、なかなか足が向かないと言いつつ、

本当は悲しい歴史を見たくないからなのではないかと思います。

 

この平和な時代に生まれてきたことに感謝し、

いつまでも平和が続くように守りつつ、

これからの人たちにつないでいかなければいけません。

 

この世に生を受けたこと。

生きる場所を与えられていること。

雨風をしのげる建物の中で暮らせること。

いろんなことを自由に選択できること。

 

全てのことに感謝して。

周りの人、自分、全てを愛し慈しみ。

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