乳がんで切除した乳房を、本人の幹細胞を使って再建する治療の安全性や効果が
湘南鎌倉総合病院での臨床研究で確認されたとのこと。
乳房の再建手術では、乳がんで乳房の部分切除をした患者に対し、本人の腹部などの幹細胞と脂肪細胞を混ぜ合わせて注入する。臨床研究は、国の指針に基づき、同病院が民間病院としては初めて実施。2013年10月以降、40~60歳代の患者5人を手術し、経過を調べた。(YOMIURIONLINE)
とのことで、もっと多くの患者さんに手術しているのかと思っていたので
意外と少ない人数に、ちょっと驚きです。
記者会見した形成外科・美容外科の山下理絵部長によると、脂肪細胞のみを移植する手術の場合、正常に機能している細胞の割合を示す生着率が10~40%と低いが、幹細胞も使う臨床研究では生着率が70%以上となり、全員が治療に満足しているという。
治療した全員が満足しているって凄いですよね。
この結果を受けて、厚生労働相に提出した治療計画が受理され次第、
一般患者の治療を始めるそうです。
知人が、乳房の再建手術までを標準治療にしたいと言っていましたが、
この治療で、その希望が近づくのかしら?
でも、私が気になるのは費用です。
まだきっと、高いんでしょうね。
私でも受けられる金額なのかな?
一日でも早く、健康保険が適用されるようになればいいのですが。