がんの通院を快く許可している企業

今年2月に、厚生労働省が「がんと診断された従業員への支援状況」を
インターネットで1206社にアンケート調査して、411社が回答した結果、
がん患者の就労支援に取り組んでいる企業は約1割だったとのニュースがありました。

この1割って少ないですか?

私は、そんなにも支援している企業があるってことが驚きでした。

私も、子宮体がんの時は、理解のある会社だったけれど、
乳がんの時は、理解を得られず苦労しましたから、世の中の会社は理解のない会社ばかりって思っていましたから。

理解を示すのは、「企業」ではなく、その患者の上司なり同僚でしょうね。

周りが理解しているから企業も理解するって感じじゃないでしょうか。

アンケート調査では、1社あたりの、がん患者は平均8人だったとのことですが、
何千人といる企業もあれば、10人の企業もあるだろうし、8人と言われてもピンときませんが、
とにかく、どの企業にも、がんに罹患した人がいて、
治療しながら働いている人がいるって思っても間違いないんでしょうね。

私は、ありがたいことに、子宮体がんの抗がん剤治療をしなければいけなくなった時に、
どんな働き方なら続けられるか言える機会を得ることができたので働き続けられました。

遠慮せずに希望を伝えて行くことが、「がん患者が働く」ということへの理解を得ることになるのかも知れませんね。