東京都にある日の出町ってご存知でしょうか?
その町では、居住している人が「がん」に罹患した場合、
保険適用内の自己負担分を助成してくれる制度があるんです。
要件は、満18歳以上74歳未満の人で、日の出町に3年以上居住している(住民登録必須)人です。
以前の高額療養費制度と同じように、最初は自分で支払い、あとで申請することで、
かかった治療費が戻ってくるので、最初は大変かも知れませんが、
戻ってくると思えば良いですよね。
私が、がんに罹患した時に、がんに関する条例を定めている区や町はないものかと調べた時に、
日の出町の「がん医療費の助成制度」を知り、東京にもそんな町があるんだぁと感動したものです。
「この制度は、患者ご本人及びその家族の日常生活に多大に影響を及ぼす医療費において、
少しでも経済的不安を和らげ、治療に専念して早期に社会復帰ができるように支援する目的で作られました」の中の、
『早期に社会復帰ができるように』ってとこにも、感動でした。
だって、がんを死ぬ病と考えている人が多い中で、
社会復帰が可能な病と位置付けているってことですからね。
そして、なんと、ある集まりに行ったとき、
日の出町でがんの治療をしている人と出会ったのです。
実際に助成を受けて治療している人に出会うなんて、もの凄く感動しました。
日の出町で、なぜ、このような制度が出来たのか分かりませんが、がんに限らず、病気や本当に困っている人のために、国がもっと取り組んでくれたら良いですよね。
日の出町の「がん医療費の助成制度」の詳しいことは、日の出町のHPをご覧ください。
コメント
お邪魔します。
すごく素敵な制度ですね。
移り住みたくなる人も多いかと。
入院時は高額医療費、生命保険の給付金等ありますが精神的に支えられる感がありますよね!
がんが切り捨てられて生きていく大変さのフォローは絶対どこでもないなあと思い。
生きていくのはやっぱ大変ですね。
生き延びてなお文句言うなっちゅう話ですけど。
ふーみんさん、こんにちは(^^)
高額医療の限度額も、一生続くと思うと、かなりの負担ですから
それ以上の助成を受けられるってありがたいですよね。
お金がないと、生き続けていくのは難しいですから。
早期に正しい治療を受ければ、長く生きていくのが可能な病気が
増えていますから、その負担も少なくなれば嬉しいですよね。