歯の治療をすることなどにより、手術する患者の感染リスクを抑えられるという研究成果がでたことから、
厚生労働省では、歯科と医科の連携連携強化に乗り出した」とのニュースが
読売新聞にありました。
そもそも、なんで病院に行くと歯科は別扱いなんでしょう?
歯科はインプラントなどの自由診療が多いからとか、
入院施設がないからとか言われていますが、
はっきりした理由が分からず、何だかモヤモヤするんですよね。
知ってる人がいらっしゃったら、教えてくださいませ。
私が子宮体がんの検査にひっかかった時に、
「これは手術をすることになる」と思ったので、早々に歯の治療に行きました。
でも、「うちの病院ではなかなか予約が取れない状態なので、近所の医者を紹介します」と言われ、
婦人科のある病院から少し離れた歯科医院を紹介してもらいました。
このおかげで、手術時にさし歯が抜けた場合の接着剤とか共有してもらったので安心でした。
その後、抗がん剤治療を受けなければいけないとなった時に、
「口腔ケアがますます重要になってくる」と思ったので、
定期的に通うことに決め、治療の副作用を考慮してくれた診察をしてもらうことができたし、
何かと親切にしてもらいました。
最初は、他の病院に回しやがって!と思ったのですが、
ちゃんと連携してくれたので、かえって良かったと思います。
聞いたところによると、紹介してくれた医師が特別だったようで、
他の医師や他の科では、なかなかそこまでしてもらえないってことでしたので、
恵まれていたようです。
診療報酬改定では、がんなどで手術を受ける患者に、
歯科診療所で虫歯などの治療を受けてもらうために紹介すると、
医科に点数が加算されるようにしたとのことです。
今までは無かったのねって思ったのですが、紹介することによって、
医科病院側にも良いことがあれば、嫌がらずに紹介してもらえるかも知れませんね。
患者側も手術やその後の治療での感染リスクが減ることになれば、安心ですからね。