抗がん剤アバスチンの副作用で、大腸がんの治療を受けていた2人が死亡したという
衝撃のニュースが読売新聞にありました。
なんでも、「血栓性血小板減少性紫斑病」という病気で2011年に亡くなったそうですが、
この病気は、血小板が減って内出血をしやすくなるそうです。
厚生労働省は「アバスチン」との因果関係を否定できないとしているとのこと。
アバスチンは分子標的治療薬で、大腸がんや肺がんなどの治療に使われます。
乳がんの治療では、パクリタキセルと組み合わせて数週間間隔で行われます。
子宮体がんの抗がん剤治療の副作用中、
「がんよりも副作用で死んでしまう」と何度も思いましたが、
本当に副作用で亡くなったかも知れない人がいらっしゃるとは衝撃です。
がんを退治する薬ですからね、危険がいっぱいですね。
でも、この薬で延命できている人たちも多いはず。
副作用との付き合い方、難しいですね。