2012年9月16日のこと。
子宮体がんの抗がん剤治療1クール目から23日目。
ずいぶん、副作用が治まってきていました。
と言っても、治まってきたのは倦怠感と吐き気で、手足のしびれや震えはますます激しくなり、ポートを胸に入れた時に、声帯が傷ついたのか何なのか、声も出にくいまま。
味覚はあるのか無いのか、食欲がないので、無理やり食物を口に入れて飲み込んでいる状態。
胸の筋肉痛というか関節痛は、白血球が戻ってきている時に痛みが起こると聞いて、少し安心しているものの、痛いのには変わりなく・・・。
その時は、これくらいの副作用で良かった♪と思っていたのですが、
今から考えると、尋常じゃない副作用でしたね(^_^;)
職場では、出勤するのかしないのか、出勤したとしても、
フラフラとクラゲのように歩いている人間はアテにならないと思ったのか、
割り振る仕事がないと言われるし、「辞めて欲しい」雰囲気がプンプン。
「今日を乗り越えたら退職を考えよう」「もう働くのは無理だ」と思いながら、一日一日を過ごしていましたね。
いつも何気なく過ごしていた一日が、とても長く、でも、とっても大切な一日でした。
この頃は、治療の悩みよりも、仕事の心配ばかりしていたかも知れないですね。