2012年8月15日のこと。
子宮体がんは開けてみないと解らないと言われていた通り、
当初言われていたよりもかなり悪く、
子宮頸部にも転移してて、ステージⅢa期、腹水細胞も陽性でした。
『抗がん剤治療をしなさい』でしたが、
「治療しません」
と拒否しました。
治療費はかかるし、仕事はできないじゃ、私はどうやって生きていくの?
薬価はいくらになるかと聞いたけど、もちろん即答はしてもらえずに宿題となり、
『少しでも、仕事休むと、生活に直結するの?』とも聞かれました。
やっぱり、先生さまは、少しくらい仕事しないでも生活出来ないなんて考えられないらしく、
また、休職しても、すぐに復職できると思っているようです。
がん患者の、ほぼ半数は退職に追い込まれている事実を訴えてきました。
すると、『だったら、生活保護を受けたら、心配なく治療できるよ』と。
世間ズレしてます。
抗がん剤治療をしないとどうなるのか聞いて見たら、『こればかりは解らない』と。
そりゃそうかも知れないけど、化学療法をした場合と、しない場合の再発率とか示してくれれば、
さすが!って思えるんですけどね。
今回が初めての、がん治療なら、何も考えずに先生の言うままの治療をしてたと思うけど、
乳がんの治療費と、その時の就職活動の辛さとかいろいろ考えたら、
世の中を分かっていない先生の言葉に素直に従う気にはなれず、
再発や転移して、サッサとこの世界とサヨナラしたい気分になりました。
多分、治療費は1泊2日の入院と副作用止めの薬やなんやかで5万円くらいで、
乳がんのホルモン薬は月に2万円弱。
そして、定期的な検査が入ると・・・と考えると、
想像よりもはるかに高くなる治療費に愕然としたのでした。
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