乳がんのエコーと微妙な患者の立場

先日、乳がんの定期検診に行ってきました。

何だかんだと頻繁に病院に通っていたけれど、

転院してからは、ずっかり病院と縁遠くなってきて、

3か月ぶりの病院です。

 

早めに行って待合室でウトウト。

時間通りに呼ばれて、超音波検査をしてもらった結果、

「特に異常なし」

しこりか血の固まりか?と思っていた部分は、やはり、血漿化したものでした。

大きくならないから大丈夫だと思っていても、紛らわしいですよね。

いつまで水や血が溜まるのかって思うけれど、一生なんでしょうね。

 

その後、手術から4年経っての自分の有り方について

先生に聞いてもらいました。

心療内科の先生に話できなくなったので、乳腺の先生に話してしまったって感じです。

 

同じ時期に罹患が分かった人がいて、同じステージなのに、グレードが違うばかりに、

私は元気に生きて、その人は亡くなってしまうという現実。

だから、軽い乳がんと言われ、再発や転移した人との大きな壁。

元気にいるから、治療で歩くのも辛かった時期のことは忘れつつあり、

何を言っても説得力がなくなってきた気がしてきて、

その時の感情が薄れてきているから、ここで、もう一度、異常がみつかり

治療したほうが良いのではないか?と思うことがある。

でも、私が元気に働き生きていることで、がんは早期発見すれば、怖くない病気なんだよって

世間に知ってもらうことが出来るかも知れない。

 

元気と言っても、治療の影響か加齢のせいか分からないけれど、

体力はすっかり落ちて、身体のあちこちが痛く、それでも、動けるから無理をしてしまい、

なかなか疲れが取れない現状。

それでも、元気なんだと無理をして、辛くなりイライラしてしまい、嫌になってくる。

 

病気を経験したってだけで、だから何なんだ?って思い、

本当に中途半端ながん患者の立場で、どうしたもんか?って感じの話を

つらつらと述べてきました。

 

先生は「初発で元気と言っても、再発や転移した人と同じ乳がんなのにね。

一年先、きっと何か見えてるはずだよ。そんな人だと思うから」と。

まだ、2回しか診察してもらっていないので、人となりも何も分からないのに

不思議な感覚でした。

 

とりあえず、出来るだけ重いものは持たないように言われましたが、何の異常もなく、

心配はないそうなので、感謝しなければいけませんね。

 

次回の婦人科の検診の際に、はホルモン値の検査を入れてもらいました。

更年期真っただ中の結果が出るのかしら?