親切にしてくれた人たち

電車に乗ると具合が悪くなる私は、出先で多くの人に親切にしてもらってます。

勤務先が変わって、電車の路線も変わったら、今の電車内では、
松葉杖の人やマタニティマークをつけている人たちなどに、
席を譲っている人を見たことがありません。

きっと、長く乗っていなければいけないから、
せっかく手に入れた席を譲りたくないと思うのでしょうね。

私は、具合が悪い時って、ホームで空いている電車を待るくらいなら、
その分、電車内で立っていたほうが良いと思うし、
電車に乗ったら乗ったで、空いている席があったとしても、そこまで行く元気もないです。

数年前、足首を骨折して両松葉杖だった時、たまたま乗った車両が混んでいて、
「あっちに空いている席がありますよ」と教えてもらったけれど、
動いている車内で松葉杖をついて移動なんてできなかったので立っていたことがありました。

でも、その電車を降りるとき、電車とホームの間に落ちないかドキドキしていたら、
隣に立っていた男性が、ホームと電車の間に足をかけて、
転びそうになったら支えてくれる体制を取ってくれたんです。

おかげで安心して降りることができました。

ちゃんとお礼を言ったのか定かではないので、最低ですね~(^_^;)

他にも、電車を降りて具合が悪くて動けなくて、ホームの椅子で座っていた時、
若い男性が、「大丈夫ですか?お水どうぞ」って、飲んでないペットボトルのふたを開けて、
お水を渡してくれて、「糖分が足りないんですかね?」って飴をくれて、
「具合が良くなるまで、自分、横にいますから」って、ずっとそばに居てくれたんです。

仕事帰りらしいので、申し訳なかったけれど、ありがたかったです。

私も知らない人に、そんなふうな心遣いができるように、
まず、自分の心を穏やかにしなければいけませんね。