乳がんの検査結果の日

2011年12月7日のこと

いよいよ、検査結果を聞きに行く日になりました。

予約の時間は10時30分なので、30分前に受付をすませて、

乳腺外科の診察室の前で待っていましたが、

その日に限って、すごく待たされてしまいました。

 

20分遅れで受付番号が診察室の前に表示され、診察室に入っていくと、

「お待たせしました。お座りください」との声とは逆に、

先生はのんびり(と私には見えました)と何か入力をしていたので、

見ないように遠くを見つめていたところ、いきなり、検査結果が告げられました。

 

「小さいと言っても、悪性と結果がでたからには手術をしなければいけないんです。

でも、全部とるってわけではなく、4分の1で大丈夫なんですが…」とのこと。

 

「まぁ、1・2週間遅れても問題はないんですが、一番早い手術は12月19日になります。

その後になると、年末年始を病院で過ごさなきゃいけなくなりますからね。

19日に手術をするとなると、早々に手術のための検査をしなければいけなくなるし、

これからの治療が長いので、通院の便が良いところや、医師との相性もありますから、

今、決めなくても少し考えてきても良いですよ」

 

手術と思っていたけれど、まさか、そんなに早く手術を入れられるとは思ってもいなかったので、

始まったばかりの仕事はどうすれば良いのか??ってことで頭がいっぱいになっちゃいました。

 

今後の治療の流れを聞くと、事前に調べたことと同じように、

手術後、5週間の放射線治療後、投薬治療とのこと。

乳がんだったショックなどなく、

仕事を続けられるのか?

それが私の中で大問題になっていました。

 

続けられるのであれば、通院するには職場と離れ過ぎているので、

近くの病院に行くことを考えなければいけません。

 

なので、職場の人と相談してきますと言って診察室を出ました。

診察室を出た私は、思った通りの結果に思わず笑ってしまってました。

すぐに、派遣会社に電話したものの、担当営業にも内勤の人にも全くつながらず、

午後から仕事に行き、結局、その日は何もできないまま終わりました。

先生から聞かされた時点で、検査や入院の予約を入れていれば、

きっと年内の手術に備えて準備をしていたことでしょう。

失敗しました。。。