定年後のシェアハウス

地元の友人と話がしたくなって、電話をかけてしまった。

2か月間だけ一緒に働いたことがある友人で、それが、

10年以上たった今も仲良くしてもらっていることに驚きです。

 

お互いに歳を取ったから無理は出来ない、

やる気のないのは歳を取って体力がなくなったからだよ。

なんて、話をしているうちに、どうしても老後のことに話がいきます。

 

彼女は数年前から、

「定年後は、みんなで一つの家に住んで暮らすのが良いよ」って言っていて、

先日の会話でも同じ話がでて、そのためにも、資金を貯めて、

みんなで安心して暮らせるようにしたいねってことになりました。

 

そういえば、私の弟も

「老後は兄弟みんなで一緒の家に小さく住むんじゃね?」

と、同じような事を言っていました。

 

そんな話を真に受けて、老後はみんなで暮らすんだ!なんて夢を見ていると

とんでもないことになるって分かっているけれど、

高齢化が進んでいる今の時代、老後のシェアハウスを選択する人が

増えてきていますから、それなら、気の合う人たちとシェアするほうが

何となく安心できますよね。

 

私自身の老後の貧困は確実に目の前にあり(今も貧困ですが)、

このまま、今のマンションに住み続けることは不可能で、

この先、住居をどうすれば良いのか重要な問題です。

 

あと数年経つと、働けなくなることは分かっているし、

年金をあてにすることもできません。

頼りにできる家族もいなく、一緒に生きていく人もいないおひとり様の私は、

住む場所を求めて彷徨うことになることは現実味があります。

 

何度でも夢をもってやり直せるとは言うものの、限界があることを

もっと早く気が付くべきでした。

 

そうは言っても、生きていかないといけないので、

できるだけ健康で過ごさないといけません。

 

友人とシェアハウスに住むとなっても、健康でいなければ

友人に迷惑をかけてしまいますからね。

 

楽しいことを自分で見つけて、いつまでも自分を保って、

笑って生きて行けるようにしたいものです。

 

そして、本当に友人や兄弟と一緒に暮らせれば楽しいかも知れないので、

楽しみにしていようかな。