病気で失った一番大切なもの

がんに罹患する前、精神のバランスを崩して

かなり大変なことになっていました。

その時に失ったもので、今、最大の後悔になっているものがあります。

それは、友人です。

 

目標としていたことが叶わなくなったことが発端なのですが、

働いていなかったので、仕事探しが大変で、

そして、その時も勤めた会社はクビになって、外に出るのが億劫になっていました。

 

そんな中でも、古くからの友人は頻繁に連絡をくれて、

いつも心は寄り添っていてくれたのですが、

その当時の私は、それが煩わしかったのです。

 

いつもダメダメな私と、いつも力いっぱい生きている友人。

友人がまぶしくて、心配するフリをして内心はバカにしているのではないか?

なんて考えてしまっていました。

 

友人への甘えもあり、つい意地悪な言葉を発したりして、友人から離れたくなり、

そして、自然とあまり連絡を取らないようになりました。

 

少し落ち着いてきた今、友人と話したいろんなことや、

いつも温かい言葉をかけてくれたことなど思い出し、

尋常な精神状態ではなかったといっても。

自分はなんてひどいことをしたのだろうかと後悔しかありません。

 

1年前までは電話も手紙も届いていたのですが、今はもう、

連絡がつかなくなり、思えば、友人の年齢や家族構成、

本名すら知らなかったことに気が付きました。

 

その友人だけではなく、離れていった人はたくさんいて、

失ったものの大きさを、今さらながら感じています。

 

苦しい時こそ、人に優しくできる心を持ちたかったな。

 

コメント

  1. おこちゃん 2016年5月19日 10:34

    ご無沙汰してます。m(__)m

    私も億劫でした(。。です。)。
    誰も声を掛けないでくれーと、思いました。
    心配してくれているのは わかるのですが、、。
    今でも 家の電話には 出ないんです。。誰からか分からないから。

    そう言うのを 説明して分かってくれている友人もいれば 分からないから離れていく人もいたけど それはそれでイイと思っているんですけど。
    相手に失礼だったなーという後悔はあるの。。
    今でも 喋りたくないけど もう少し経ったら連絡してみようと思えるようになってきましたー。

    返信
  2. おこちゃんさん、こんにちは。
    こちらこそご無沙汰しております。

    おこちゃんさんも億劫でしたか?
    そうなんですよね。
    心配してくれているのは分かっているけれど、
    話したくなくなるんですよね。

    私も家の電話は出ないことが多いです。
    引っ越しでナンバーディスプレイ契約をしなかったので、
    余計に出なくなりました。

    離れていった友達は、そんな仲だったと思うけれど、
    もうちょっと感謝の気持ちを持っていたら
    こんなことにはならなかったと後悔のほうが大きいです。

    時が解決してくれるかな。

    返信
  3. 病気の辛い状況のなか、お友達との縁が途絶えていること、
    落ち着いた今、思うところはありますよね。

    私も、こういうことは経験しまして。
    罹患して最初の1年、落ち込んで、周囲から
    誘われても行きたくないし
    ちょっとしたことで誤解して、
    今ならあり得ない、キツい言い方をしてしまったり。

    自分もそうですけど、
    病気がさせたこと、仕方ないと思えます。
    逆にそこから学んだ事もきっとありますよね。
    これから未来、いまここから^ ^
    (と、自分に言い聞かせつつ、生来の引っ込み思案が
    再来しつつあるこの頃(^^;;)

    返信
  4. 桃音さんも経験がありましたか。

    本当に今ならあり得ないキツイ言葉が出てくるんですよね。
    本来の自分ではなく、病気の仕業だと思っても、
    それが自分の一部であることも確かで…。

    生きていれば会える日も来るかも?と思うのですが、
    人間、いつどうなっているか分かりませんから
    焦りと後悔の日々です。

    返信

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