アラームを聞き逃して患者が死亡

読売新聞に「看護師らアラーム聞き逃し、手術直後の患者死亡」というニュースがありました。

閉塞性動脈硬化症と狭心症のため入院していた女性の
心電図モニターの異常を知らせるアラームを、看護師たちが聞き逃し、
アラームが鳴り続けて約10分後に駆け付けた時には既に意識がなく、
約2時間後に死亡し、事故調査委員会を設置して死亡した経緯を調べたところ、
「致死性の不整脈を示すアラームの聞き逃しによる救命処置の遅れが死亡の原因」と断定した
とのこと。

食事介助や看護師の勤務交代の時間帯が重なったとのことですが、
約10分も放っておく前に何とかならなかったのかって残念ですね。

私が入院していた時も、夜中にお産などが重なって、コールしても、
なかなか来てもらえなかったのを聞いていたことがありますが、
この場合は、命の危険を知らせるアラームですからねぇ…。

これも、医療者の不足が原因なのでしょうかね。

医療者の待遇改善などを考えて欲しいって思うのですが、
具体的には、どうすれば良いんでしょう。

何もできない自分が悔しいです。