アラームを聞き逃して患者が死亡

読売新聞に「看護師らアラーム聞き逃し、手術直後の患者死亡」というニュースがありました。

閉塞性動脈硬化症と狭心症のため入院していた女性の
心電図モニターの異常を知らせるアラームを、看護師たちが聞き逃し、
アラームが鳴り続けて約10分後に駆け付けた時には既に意識がなく、
約2時間後に死亡し、事故調査委員会を設置して死亡した経緯を調べたところ、
「致死性の不整脈を示すアラームの聞き逃しによる救命処置の遅れが死亡の原因」と断定した
とのこと。

食事介助や看護師の勤務交代の時間帯が重なったとのことですが、
約10分も放っておく前に何とかならなかったのかって残念ですね。

私が入院していた時も、夜中にお産などが重なって、コールしても、
なかなか来てもらえなかったのを聞いていたことがありますが、
この場合は、命の危険を知らせるアラームですからねぇ…。

これも、医療者の不足が原因なのでしょうかね。

医療者の待遇改善などを考えて欲しいって思うのですが、
具体的には、どうすれば良いんでしょう。

何もできない自分が悔しいです。

コメント

  1. おこちゃんちゃん より:

    母は胸が痛くなり、ただ事でないから、救急車で運んだ。
    しかし、病室に入れられたまま。
    応急処置や検査も、医者も来なかった。
    寒いので、毛布を頼んでも持って来なかった。
    その後、簡単な検査だけして、帰って明日来いと言われた。

    私は苦しんでいるのに返されても困ると言って、その日は入院させてもらうようにした。

    兄が来ていた間に、急いで、入院の用意をして、直ぐに戻った。

    薬もなかったら催促した。
    しかし、狭心症のクスリでした。

    母も私も、心筋梗塞ではないかと、症状を伝えた。
    救急車から、半日で、毛布も無いベッドで、苦しくて起き上がろとしたまま、バタリと息を引き取った。
    モニターも何も、施して貰えなかった。
    霊安室からは、早く、葬儀屋に運んで貰うように言われた。
    お偉い先生が何人もで、担当医者はいず、あの先生は、腕のイイ先生だと、弁解をしていた。

    亡くなってしまったから、訴える気持ちなんか無いが、余計に、腹が立った。

    この事は、初めて書きました!

    胸に秘めていた。

    今度、いつか、書いてもいいだろうか?

    • 桃杏 より:

      おこちゃんちゃんさん、こんにちは(#^.^#)

      そんな辛い経験をされていたのですね。
      この記事を書きながら、私がそのご家族の立場だったら
      「人材不足なのね」なんて、のんきなこと書けるだろうか?とか
      考えてました。

      私の母も、急に倒れて運ばれた時、寒い布団部屋に入院でした。
      病室が開いていなかったから仕方ないのですが、
      それを見たときは、笑ったけれど、複雑な想いでした。

      ぜひ、記事にしてください。
      考えましょう。

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