手術前検査の結果

2012年7月17日のこと。

この日は、子宮体がんの手術に備えて2回目の自己血採血の日でした。

朝から、水を飲みまくって気合は入っていたのですが、
血液検査の結果、貧血がひどくて、
採血どころか、鉄剤を点滴することになりました。

その点滴をしている間に先生から手術前検査の結果についての説明がありました。

MRI画像を見る限りでは、
「子宮内膜癌には間違いないけれど、明らかな筋層浸潤はなく、
リンパ節腫大、卵巣への異常なし」とのこと。

よって、進行度は「1b期」とのことでした。

ここで、最初に言われた「3a期」というのは何?と疑問がわいたのですが、
手術後に聞いて分かりました。

子宮体がんには「臨床進行期分類」と「手術進行期分類」の2つがあるそうです。

手術せずに治療する場合や術前に使われるステージが「臨床進行期分類」といい、
手術に使われるのが「手術進行期分類」だそうです。

なので、3a期と言われたのは「臨床進行期分類」のようです。

臨床進行期分類の3a期は「癌が子宮外に広がるが、小骨盤腔をこえていない」で
手術進行期分類の1b期は「癌が筋層に浸潤しているが、
1/2またはそれ以下であるもの」ということですが、全く分からない・・・。

とにかく、他の臓器への転移はないとのことのようです。

乳の転移や再発の可能性はこの検査で解るのだろうか?と思い、
聞こうと思って口から出た言葉が、「これは、乳がんと関係ありますか?」でした。

あ~ 違う~ と思いながら、先生の回答を待ったところ、

「乳がんとの関連性は卵巣や大腸のほうが大きいですが、
子宮にも同じ遺伝子がないとは言い切れないので、
関係あるかないかと言われれば、関係ないとは言えない」

とのことでした。

う~~~ん(-“-)

私の聞きたかったことの答えになっているような、なっていないような…。

聞き方が悪かったので仕方ないです。

「今回のように初期に発見して治療していけばいいですから」と慰められたのですが、
それも微妙。

でも、とにかく検査は終わって、手術を待つのみになりました。