CVポート埋め込み手術の費用

日によって痛みがでるCVポートですが、今日はものすごく痛く感じます。

ポートが痛いというか、ポートから繋がっているカテーテル部分が痛いのですが

細い管が身体の中にあるっていうことは、そういうことなのでしょう。

 

このCVポートは、治療が終わったら一刻も早く抜きたいと思っていたのですが、

埋め込むときには民間の保険会社から保険給付金が出るのに、

取るときの手術では給付金はおりないので、

特に問題がない間は、埋め込んだままにしておこうと思っています。

 

この手術は、手術当日に支払った金額が、「項目が違ったから」とのことで

追加請求されたのですが、今更ながら、何が違ったのか見てみました。

 

正式な手術名は、

抗悪性腫瘍静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合)

で、保険点数は、16786点。

これに外来診療料と術中にレントゲンを撮った費用などを合わせて51,200円。

それに、手術しても大丈夫か確認するための血液検査や

痛み止めなどの投薬料が5,260円で、合計56,460円でした。

 

では、「項目が違った」の前は、何という手術名だったかというと、

中心静脈栄養用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合)

で、保険点数は10946点。

そして、外来診療料などを合わせて38,940円。

記憶通り、17,520円の追加請求をされたのでした。

 

今なら、抗がん剤治療中よりは、頭がはっきりしているし

元気もあるので、ガンガンとクレームを言ったと思うのですが、

その時は、治療をしてもらわなければいけないという気持ちと、

病院がそう言うのなら仕方ないという想いがあって、

当然のように支払ってしまいました。

 

今となっては、とっても後悔しています。

その時に、もっと突っ込んどくべきだったと。

先日、「医療は患者様個人に合わせたものですので、他の人と

同じ診療内容にはならないので、後で、見直した時に違ってくることがあるのです」

なんて言われましたが、上記の手術名の違いは

「患者様個人に合わせて」というものではない気がします。

 

しかも、悪性腫瘍の抗がん剤治療のためにカテーテル設置をするって言うのに、

栄養用のカテーテル設置と間違えるなんて、どう考えても変だとしか思えません。

 

しかし、この二つのカテーテル設置の違いって何なのでしょう?

素人目には同じカテーテルとしか見えないのですけど。

 

「悪性腫瘍」とつくかつかないかで、こんなに医療費に大きな差がでるんですね。

 

 

※この手術は2012年9月に受けたものです。

現在とは保険点数など変わっているかも知れませんので、あくまでもご参考までに。