両親はいなくなってから身近に感じるようになった

いつものことながら、気持ちが上がったり下がったり。

今日はお休みをいただいたので、部屋の隅々まで拭き掃除をしようと、
ベッドを移動させただけで疲れてしまいました。

そして、隅々まで拭き掃除をして気持ちよくなった部屋にいると、
あまりに幸せに生きてきた自分を思い返し、心が痛かったです。

あの心の痛さは何だったのかって感じです。
辛い時の痛みや人恋しい時の痛みと似ているようで、全く違う。

とにかく、とっても幸せだったんです。

そして、亡くなった父と話がしたくてたまりませんでした。

父に謝りたい。
愛情たっぷりに育てていただいたお礼が言いたい。

母が病気になって、入退院を繰り返し、もうダメかも知れないと思った時、
会社に休暇をもらい、ずっと病院で付き添っていた父。

そして、ひとりになって、どんなに寂しかったのだろうか?

晩年の孤独を、何も分かってあげられなかったことを謝りたい。
そして、その時の気持ちを聞かせて欲しい。

そんなモロモロの感情が出てきて、とっても会いたくなっていました。

父が生きている頃は、話をするどころか、近づくのも嫌だったのに、
家族って不思議なものですね。

と言うか、ずっと注いでもらっていた愛情のおかげですね。

両親の年齢に近づいてもまだ、独り立ちしていない気分です。

親の前ではいつまでも、子供ですよね。

この世に送り出してくれて、本当にありがとうございます。