なぜ1日8時間勤務が当たり前になっているのだろう?

なぜ1日8時間も働かないといけないのでしょうね。
通勤などの準備時間を合わせたら1日の半分は会社。

残りの時間を元気いっぱい活動出来れば良いのかも知れないけれど、
疲れてグッタリしていたら、あっという間に1日終わってしまいます。

仮に、体調が悪くなったり通院などで、1時間くらい早退すると
「これだから病気の人間は…」と言われるだけでなく、
月給制の場合以外はお給料が引かれます。

でも、勤務時間が6時間や7時間だったら、早退ではなくなるし、
お給料が引かれることもありません。

それに、9時から18時までの会社が多いので、
18時に会社を出て病院に行ったとしても、
病院では夜間加算があるし、ATMだって時間外手数料がかかります。

17時とか17時30分とかに終わっていれば、その加算や手数料は
かからなくて済むのにな…と思うと、何だか損している気分になります。

体調が良いのが普通の人には、当たり前のことかも知れないけれど、
私は基本、体調が悪いので、勤務終了時間まで、あと数分というところで、
どうにもこうにも動けなくなることが多々あります。

そのため、勤務時間はできるだけ短い方がありがたく、
8時間勤務の会社は避けるようにしています。

先日、ハローワークの人に
「勤務は7時間30分くらいが希望で、8時間勤務は避けたい」と言うと、
『そんな30分で何が違うって言うのか?』と言われました。

30分は大きいと話したのですが、全く分かってもらえませんでした。

労基法では、1日8時間、週40時間を超えて働かせてはいけませんとなっているけれど、
限度ギリギリまで働かせなさいと言っている訳ではないので、
もっともっと短くしても良いと思うんですが…。

ハローワークの人は、いつまで経っても仕事が決まらない身で、
何を贅沢なことを言っているんだと思ったのかも知れませんが、
長く拘束されて、体調を崩して、またクビになるのではないかと、
ビクビクしたくないし、そんなリスクはなるべく抱えたくありません。

そんなこと言っていられる状況じゃないんですけどね。

でも、社会全体が6時間勤務になったら、やはり、時間外手数料は必要になるし、
それはそれで、嫌だなって思うんでしょうけれど、
それでも、誰もがもっとゆとりを持って働くのが良いと思うんですよね。