諦めから始まる

昨日、前に勤めていた会社が参加するイベントに出かけてきました。

懐かしい人たちに会えて良かったのですが、

少し出歩いただけでグッタリ疲れて帰宅でした。

 

会う人会う人に

「顔色が良くて、ちょっとふっくらしたみたい」

「前よりも元気そうだね」

と言われるのですが、ものすごく複雑な心境です。

 

毎日、引きこもりの日々で、誰とも会わなく話さなく、

この先どうなっていくのか?と不安ばかりの日々で、

生きているけれど、何か違う感じで、

食事もまともに摂っていないのに、ふっくらして元気?

 

という事は、前はどれだけ疲れていたんだ?って感じです。

病院の先生にも、元気になった元気になったって言われるし、

前はそんなにヘロヘロだったのかな。

 

確かに、今の生活は誰に気を遣うでもなく、

好きな時間に好きなことをして、心は平安で、

あの忙しさで働いていたことは信じられないです。

頭痛があっても横になっていれば治まる程度だし、

多少、具合が悪くても、必ず出かけなければいけないところはないから、

具合が悪いままでも誰にも迷惑をかけないと思うと、とっても安心です。

 

でも、いつまでもこんな生活を続けていられないって思うから、

何とかしなければと思うんですけどね。

 

保健師さんやハローワークの人に言わせれば、今の私は、

相当心配しなければいけないくらいのうつ症状で、ギリギリの状態みたいです。

でも、私のうつ症状は、疲れていると思い込みたいだけの

なまけ病の一種だと思っています。

 

悪いことは考えないようにシャットアウトしているので、

まるで現実感がなく、時々届く、光熱費や会費などの案内を見ると

現実に引き戻される状態。

片方ではとっても前向きに元気な自分がいるので、

もしかしたら身体が抜け出して、落ち込んで疲れている自分と

元気な自分に分かれているのでは?なんて思うこともしばしば。

現実逃避です。

 

このまま隠居できる財力があれば良かったけれど、ないので、

これから年金がもらえる歳まで、前のように必死に働いていかないと

本当に大変なことになるって分かっているので、

早く何とかしなければいけないけれど、

今の状態では、社会復帰できる気がしません。

 

諦めたらそこで終わるから、諦めたらいけないと言われるけれど、

諦めた時に見えるものもあるかも知れないので、今は、一旦諦めます。

そして、ここから今の私にできる範囲で始めます。