病院とのバトルでセカンドオピニオンの重要性を再認識しました

昨日の続きで、指が腫れていて痛いと言っているのに「手荒れ」と言われ、

薬を塗って保湿していたのに、ますます悪化したことでの

病院とのバトルの話です。

 

別室に移動して話をしたのですが、思った通り、

『当初は手荒れによる湿疹だったのが、日数が経つにつれて悪化してしまったと

確認したところ、医師も看護師も申しており、誤診ではありません』と。

黙っていると、

『なので、考え直して診察料をお支払いください』とのこと。

 

「考え直す?私が?しかも、医師と看護師に確認したって、

最初の診察には看護師さんがいなかったのに、何をどうやって確認したのか

理解不能でした。

 

「思った通り、最初の診察以降、細菌が入って悪化したっていうことですね。

自分たちは正しくて。私が考え直さないといけないのですね」と言うと、

そういう意味ではないと言うのですが、他にどんな意味があるというのでしょう?

 

慢性じんましんの診察の前日に、指に火傷をしてしまい、

それは大したことはなかった。

でも、じんましんの診察時に、持っていた薬が何の薬か聞いたところ、

虫刺されや湿疹の薬だと言われ、「火傷したんですが」と言うと、

『その持っていた薬を塗ればいい、大正解』と言われたので塗っていたが、

痛みが増し、赤く腫れてきたので、会社の保健室で相談した。

すると、『抗生物質の入った薬を塗らないと良くならないから病院に行くように』と

アドバイスを受けたので病院に来た。

その時に、「手荒れです」と言われ、保湿クリームで保湿するように言われた。

薬はこれで良いのかと、塗っていた薬を見せると、<

『ステロイド薬だから、それを塗ればいい。昼間はベタベタして嫌なのなら

夜間を中心に塗っていればいい』と言われ、

それでも、私が不服そうな態度をしていたら、

膿も溜まっていないし、大したことないという態度をとられ、

『もっと強いステロイド薬を出すって手もあるんですけどね』と言うので、

そんな強い薬は要らないと断り、持っていた薬を塗っていたが、

ますます悪くなってきたので、今日、再診察してもらったところ、

ヒョウソになりかけているからと、膿を出す処置をしてもらった。

その時に、火傷のことはカルテに記載がなかったらしく

火傷をしたと言うと、「火傷からばい菌が入って、そこにステロイド薬を塗っていたから

余計に免疫が落ちて悪化した」と言われた。

最初にちゃんと私の話をきかないで、決めつけたからこんなことになったんだ。

 

と話したところ、慢性じんましんの診察時から繋がっていることを知らなかったらしく、

しかも、ステロイド薬を塗っていたから免疫が落ちたウンヌンの話も知らなかったらしく、

『それだと、話が違いますね…』とのことでした。

 

今回のことだけでなく、これまでも、何度も病院に対して、疑問を投げかけて、

その度に「確認します」と言うけれど、今まで一つも回答をもらったことがなく、

いつもこっちが言うだけで終わり。

そんな病院側の言うことなんて信じられないと話したところ、

『これまでお話しされたことを、もう一度話してください』と。

 

安全管理の看護師さんたちや主治医に、さんざん話をしてきて

何の回答もないのに、今更話してどうなるというのか?と思いながら、

入院時からのあれやこれを話しすると、

もの凄く驚いていました。

『目から鱗の話ばかりで…』と言っていましたが、

本当にビックリしていたようです。

 

話して私がものすごく感じたのは、患者の立場を全く理解していないということ。

自分たちは元気だけれど、病院は病気を抱えた人がくるところで、

病院に来れば「もう大丈夫」という想いがあるのに、

それを待っている人が多いから診察できないとか、何度も同じことを言わせたり、

症状を聞いてバカにした態度を取ったりすることは変だと思うし、

どんな症状だって、辛いから病院に来るわけで、

それを医療者なら、もっと寄り添って考えてくれても良いのではないか?など言ったところ、

『人としてのマナーが出来ていなく、気遣い、思いやりに欠けていました』と。

 

それって、仕事として事務的にマニュアル通りに対応してきた証拠で、

患者と言うか、人に対して先を読む能力がないと言うか、

そんなことだと思います。

 

私は話の途中で何度も、「自分がそんな対応されたらどう思います?

ご家族が具合が悪くて、病院に行ってこんな対応されて帰ってきたらどう思います」と

質問してみました。

その度に、目が泳いでいました。

 

私はごく当たり前の人としての対応のことしか言っていないと思います。

それが、難しいことだとか、桃杏のレベルにはなかなか到達しないなど言うのは、

違う気がするし、私がこの病院に通って3年半。

ずっと言い続けていて、まだ何も変わらないどころか、ますます悪くなっているのは

何もしようとしていないとしか思えないと話すと、

『今回、お話を伺って、すぐにでも改善できることが多々あるので、

それは、早急に対応します』とのことでした。

 

私が追加請求の件で、婦人科の主治医に「この病院は患者にいい加減なことばかり言うし、

人としての対応がおかしい」と言った時、

『これは、医事課の人と話してもらったほうが良いね』と言っていたのは、

医事課に話をしないと、聞いた人の胸にしまうだけで、

本当の意味で病院側には伝わらないのだと分かりました。

 

でも、今回の私のヒョウソに関しては「誤診ではない」とのことで、

お金を払えというのは変わりませんでした。

 

私も、診察料が払わなくて済むとは思っていませんでしたが、

見てもいない最初の診察時のことを調べて、カルテに記載してあるから

間違いないと言う病院側の態度が何とかならないかと思っていたし、

悪化したことに対しての、何か気遣いがあっても良いように思っていました。

 

でも、医療者って自分たちの診断を覆すことはないし、

態度を改める気も全くないんですよね。

根底には「診てやっている。治してやっている」って気持ちがあるとしか思えません。

 

今回は、自分の目に見える傷で、表面に出た痛みだったので、

自分で早く気が付きましたが、これが、内臓だとしたら、

自分で診ることはできないし、何が悪いのか分からず、もっと悪化していたかも知れません。

 

もっと重症の大変な患者さんがたくさんいて、私なんて、患者ですらないのかも知れないし、

医師は学会で発表できる症例しか診たくないんだと聞いたことがありますが、

どんな症状でも、本人にとっては一大事です。

 

今回は医療ミスではないけれど、

こんな些細なことから大きなミスにつながっているのでは?って思いました。

 

そして、先生の診察に疑問を持ったら、とことん質問するか、他の先生に診てもらう、

いわゆるセカンドオピニオンは重要だと再認識しました。

 

追記

ちなみに、手荒れですと言われた時の指の写真です。

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確かに、荒れてガサガサですけど、赤く腫れていると思いません?

「腫れて痛い」って言っているのだから、そっちを重視してくれれば良かったのに。

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長々と読んでくださってありがとうございました。