卵巣がんの新薬で1割の患者の腫瘍消失

卵巣がんが再発し、抗がん剤も効きにくくなった患者に対する治験で

新薬を投与した患者20人のうち、6人は腫瘍が大きくならない抑制効果があり

2人は腫瘍が完全に消え、1人は部分的に消えたとのニュースがありました。

 

免疫を再活性化するタイプの新しいがん治療薬の投与により、卵巣がん患者の一部で腫瘍を消失させる効果を臨床試験(治験)で確認したと、京都大の浜西潤三助教(婦人科腫瘍学)らのグループが発表した。

免疫反応のブレーキを解除してがん細胞を攻撃するよう体内で働き、腫瘍を縮小させる。皮膚がんの一種である悪性黒色腫の治療薬として承認された。(YOMIURIONLINE)

とのこと。

 

小野薬品工業の開発した新薬で、現在、肺がんで適応拡大の承認申請がされているそうです。

 

腫瘍が消失するなんて、スゴイことですよね。

 

でも、20人中、半数の人は全く効果が見られず、

残りの1人は評価できなかったとのことですので、

まだまだこれから開発をすすめないといけないんでしょうね。

 

それでも、抗がん剤が効きにくくなった人にも効果があったとうことですから、

これからの開発等に期待ですね。