乳がんの放射線治療追加照射開始

2012年3月13日のこと。

乳がんの放射線治療が当初の予定の25回が終了し、
この日から、追加照射(ブースト)が始まりました。

放射線治療20回目あたりから、照射していた胸が痛みだしていて、
なんだか、ただれて汚い。

照射前に先生の診察をうけると、看護師さんといっしょに
「あー、赤くなってきましたねー。しかも、ただれてるし」
とか言われ、自分で見ても分かっていたけれど、
改めて言われると落ち込む…。

放射線治療の終了前後1週間から2週間が辛いんだそうです。

診察後、いつものように治療室にはいって、
いつものようにバンザイの格好で寝ていたら、
先生がやってきて、放射線を当てるところなのか、印をつけてました。

その印って、目分量なんですね。

ベッドを回されて、更に印をつけられ、何か確認し、
「おーピッタリだ」とか声が聞こえてきて、
いつの間にか治療が始まっていたらしいです。

黙って始めるはずはないので、何か言われたのかもしれないけれど、
聞こえていないし、覚えてもいませんでした。

疲れていたのか、どうでも良いと思っていたのか。

25回目で印とはお別れと思っていたのに、傷口のあたりに細かく印がつけられていて、
私の右胸は、かぶれで赤くカサカサなのと、黒い印で、もうメチャクチャでした。

最後に、胸をデジカメで撮って終了。

なぜ、デジカメ撮影するのか??

全体の放射線治療はCTとかで画像で残っているらしいですが、
今回の照射場所は、先生の目分量のため、
どこに当てたか分からなくなるから、後々のために残しておくそうです。

後々のためって…。

それって『再発』や『転移』した時ですよね?

う~~~ん(-“-)

でも、まぁ無事にブーストの初日は終了しました。

とっても、疲れた一日でした。

※追加照射は、最初にできたがんの周囲に局所再発しやすいため、
乳房全体への照射が終わった後に、切除断端周辺に照射されます。
電子線を使用し、1回2Gyで5回行われることが多いです。