人として最低だと号泣する若者

先日、会社に出社すると、ひとりの若者が

机に突っ伏していました。

具合が悪いのかと思って近づいてみると号泣していました。

理由を聞いても話せない状態。

何か嫌なものでも見てしまったのかと聞いても、何も言わないので

しばらく放っておきました。

そのうちに、「体調が悪いわけではなくショックなことがあり、

誰に相談すればいいのか分からない」と言いに来たので

何があったのか聞くと、

通勤途中の電車内で、隣に座っていた人に怒られたと。

前日も同じ人に怒られて、その理由が電車内で寝てしまい

横の人にもたれかかってしまったからだと。

怒られたことから彼が思ったのが、

「自分は社会人としてマナーがなっていなく最低の人間ではないか?

きっと、他の人もそう思って見ていた。それは態度で分かった」と。

それで、自分はもう電車内で座ってはいけないと思い詰めていたらしいです。

わざともたれかかった訳ではないのだから、謝れば良いだけだし、

気にしなくても大丈夫だからと話しても、

世間の人はそう思っていないと、相当思い詰めていました。

彼は、表に見えない障害(知的)をもっています。

でも、知的障碍と言われていない人たちと同じくらい

責任感はあるし気配りもできます。

彼がいなければ、仕事が回らないくらいの存在です。

だから、知らずに隣に座っていた人も分からずに強く怒ったのかも知れません。

私が勤務している職場は、知的や発達などの障碍を持った人がたくさんいます。

彼らは咄嗟の判断が苦手です。

一方的に怒られても、何を怒られているのか分からないし

どんな返事をすればいいのかなど、瞬時に判断ができずに、

困ってパニックになってしまいます。

大きな声を出してしまう子もいます。

でも、それは自己防衛です。

思っていることを上手に伝えられなく自分にイラついてしまうこともあります。

社内では、近くの支店のようなところに、

荷物を運搬しなければいけないことがあり、、

その時に、台車を使って運搬すると、歩いている人に

「うるさい」と怒鳴られることがあります。

怒鳴られてもパニックにならずに対応できる人が行っていますが、

それでも、戻ってきた時には様子がおかしくなっています。

トラウマとなって、しばらく同じ業務が出来なくなる子もいます。

知的や発達に限らす、表に見えない障碍や病気を抱えている人が

たくさんいらっしゃいます。

お互いさまの心を忘れずに、思いやりをもって過ごしていきたいものです。

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